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zoom RSS 日本の事情 〜財政編 vol.2〜

<<   作成日時 : 2008/09/16 11:14   >>

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お金は自分の欲望を満たしてくれる魔法のようなもの。今は幼い子どもまでもが「欲しいものは」と尋ねられると「お金」と答えるくらいです。
お金って何だろう?その定義は様々ですが…
交換の手段となるもの
価値の尺度となるもの
価値の貯蔵手段となるもの
この3つがお金の三大機能と言われています。
お金の歴史はまず物々交換から始まり、交換の過程で、交換手段をもっと簡単に、使いやすく…と新たな媒介物が考え出されます。それがお金です。「それ相当分の何かと交換しますよ」という“取り決め”であり、“情報”でもありました。これにより交換がスムーズに行われるようになり、人類は初めて「自分の好きなことを職業にして生きていく」という自由を手に入れます。またお金の発明により分業が可能になったので専門技術を持つ人が現れ、生産がより高度化・効率化され、文明が発達していくことにもなりました。


さて、荒々しくもお金について説明しましたが、
さらに詳しく知りたい!という方は あべ よしひろ氏がご自身のブログに綴られていますので、ぜひご覧になってください
ご挨拶 - 日本人が知らない 恐るべき真実
http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20050801#1123226311

以下は2005年9月8日の記事からの抜粋です
――――――――――――
〔兌換紙幣〕
 さて、中世の後期、最も価値の高いお金の単位は金のコインでした。その金の純度をチェックするのは金細工師の役割です。金細工師の家には、大きな金庫があり、当時のお金持ちは金貨を強盗や空き巣から守るために、その金庫に預けていました。金細工師は金貨と引き換えに受領書を渡し、保管のための手数料をもらっていました
 お金を預けていたお金持ちのAさんは、何かを購入するときに金細工師に受領書を渡し、引き出した金貨で支払いをします。その代金を受け取ったBさんは、金貨を持っていると強盗や空き巣に入られると困るので、やはり金細工師の家の金庫に預け、受領書を受け取ります。それならば、わざわざAさんは金貨を引き出さなくてもBさんに受領書を渡せば、それで済むことです。次第に人々は金貨を使って取引するより、直接、受領書を使って支払する方が便利で安全であることに気づき、その受領書が紙幣の役割をすることになります。
 こうして人々が紙幣で取引をし始めると、金細工師の金庫の中にある金貨は眠ったままになります。「もし預金者全員が一度に金貨を引き出しに来なければ、この金貨を担保に紙幣を発行してもよいのではないか」そう考えた金細工師は、お金に困っている人に紙幣を貸し出し、その貸し出し料として利子を受け取るというビジネスを始めたのです
 こうして13世紀のイタリアで近代式銀行業が始まりました。この時から、お金は銀行から融資を受けた時につくられる(=信用創造)ようになったのです。よく考えてみれば、預かっている金貨は金細工師の金ではありませんし、勝手にそれを貸し出しているのですから、これは横領です。しかし、その方法は秘密裏にされていたために非難されることはありませんでした。
 お金が、銀行が発券する紙幣に変わっていくと、これまでのように国家がお金をコントロールすることができなくなりました。近代になると、政府と銀行の間で一つの取引がなされます。それは政府が必要とする資金を常に供給する代わりに「銀行がお金を発行し管理する権利を得る」というものです。このような取引は、1668年にスウェーデンの不動産銀行(現在のスウェーデン中央銀行)と初めておこなわれ、これをモデルにイギリスでも1688年にイングランド銀行が誕生。その後、そのような役割と特権を持った中央銀行が各地で誕生しました。

〔金本位制の崩壊〕
 1929年、ニューヨークのウォール街で株式が大暴落したのをきっかけに、世界大恐慌が起こりました。経営がおかしくなった企業は、銀行に駆けつけて預金を引き出します。はじめのうちは要求に従っておとなしく銀行券を渡していた銀行も、苦しくなった企業が増えるにつれ、預金引出しを渋るようになりました。そうなると預金を引き出すのに銀行券をもらうのが不安になり「金で返せ」というようになります。しかし、それだけの金貨が銀行にはありませんでした。既にみてきたように、銀行は手持ち以上の銀行券を発行していたのです。ますます銀行券は信用されなくなり、兌換要求に応じられない銀行は倒産に追い込まれました。そうなると倒産した銀行に預金していた企業や融資を頼っていた企業も巻き添えになり、倒産してしまいます。このように倒産の嵐が吹き荒れ、失業者が街にあふれてしまったのです。
 こうして大恐慌が原因となり、主要各国の金本位制は崩壊しました。

〔金為替本位制〕
 第二次世界大戦は膨大な物資の消耗戦となり、広大な国土に豊富な資源を持つ米国は、その資源の供給国となりました。戦後、全世界の70%、約22000t(全盛期の英国でさえ1000tといわれる)もの金が米国に集まっていたことが決め手となり、ブレトン・ウッズ会議で「米ドルのみが金と交換可能で、他国のお金は米ドルと交換できる」という金為替本位制がとられることになります。

〔変動相場制〕
 しかし、米国は1960年代にベトナム戦争での大量支出や、対外的な軍事力増強などを行った結果、大幅な財政赤字を抱えることになり、国際収支が悪化して、大量のドルが海外に流出してしまいました。米国は、金の準備量をはるかに超えた多額のドル紙幣の発行を余儀なくされ、金との交換を保証できなくなったのです。
 1971年、当時の米国大統領ニクソンは、ドルと金の交換停止を発表しました。これをニクソン・ショックといいます。金為替本位制は崩壊。通貨制度は変動相場制へと移行しました。これにより、お金はこれまでの兌換券から不換券へと転換しました。お金の裏付けとなるものが何もなくなったのです。
 この頃からお金は糸の切れた凧のように不安定なものとなっていきます。その中でも最も重要な変化が、それまでは銀行へ預けた金貨をいつか返還してもらうための「預金者の債権証書」であった銀行券が、立場を逆転し、銀行へいつか返済しますという「銀行の債権証書」となってしまったことでしょう。
 すべてのお金は銀行への負債(=借金)からつくられ、銀行券は銀行へ返済する証文となったのです。

〔投機マネー〕
 価値の裏付けを失ったお金の価値は、為替市場で決められるようになりました。需要と供給のバランスによって決まる「お金の価値」は、投機的利益の道具となっていきます。
 そして、金という「実質的な財」の制約から解放され、単なる数字となったマネーは、コンピューターの発達に乗って、利益を求め世界中を駆けめぐるようになります。
 投機とは、将来の価格変動を予想して、現在の価格との差額を利得する目的で行われる商品や有価証券などの売買のことです。その基本は、安い時に買って高い時に売る。価格変動がなければ利益がでませんし、変動幅が大きければ大きいほど巨額の利益を獲得するチャンスとなります。 一般の生活者からみれば、お金の価値は変わらず安定していた方が良いのですが、投機家にとっては変動しないと困るわけです。そして、巨額な資金を持つ機関投機家は、為替市場を操作することができます。

 実体経済からかけ離れ巨大に膨れ上がった投機マネー【※1】は、1990年代後半に世界各国で金融危機を引き起こし、世界を新たな混乱に陥れていきました。

【※1】投機マネー:全世界の国が一日に産出する商品・サービスの総額が約836億ドル。それに対して外国為替取引額は一日で1兆8800億ドル、デリバティブ取引をあわせると3兆1000億ドル。実体経済はマネー経済のわずか2.7%しかないことになります。

――――――――――――


こうして見ると、金細工師が自分の利益を図ってやっていたことが、後に尾を引きずった…ってことになる。いま豊かさで溢れてるように見える生活は、砂上の楼閣であるにすぎないのね…この「利子」が、世界経済に大きな影をもたらしたことの原因のひとつ。利子が企業側にどんな影響を与えたのでしょうか

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